いつか誰かとじゃなくこの夏に夢を見るのさ

ブログのタイトルは、HiHi Jets・美 少年の「おいで、Sunshine!」の一節です。

1年間、Da-iCEのオタクをやってわかったこと 〜Da-iCEのライブがすごい〜

2021年1月に「Da-iCEという最強グループに出会ってしまった」というブログを書きました。コロナ禍でライブが延期になっていたので、まだ彼らのライブを観たことがない状態でのブログでした。あれから1年。

Da-iCE ARENA TOUR 2021 -SiX-」昼夜2公演×2DAYS
Da-iCE ai contact tour 2021」1部×2公演
バズリズム LIVE 2021」
と彼らのライブを生で5公演見ました(大晦日も行くよ、へへ)。

「claquepot offline live tour 2021」
「claquepot live tour 2021 -resume-」
とclaquepotも2公演見ました。

私はどちらかといえば岩岡徹さんと工藤大輝さんのパフォーマー推し寄りではあるものの、アーティストとしては曲が良い!という気持ちでいたところが大きくて。というか、ダンスがうまい!と思ってはいたものの、“ダンスボーカルグループ”の意味を、ずっと知らずにいたんだなと、Da-iCEのライブを見て初めて知りました。

ダンスボーカルグループって、歌がうまいとか、ダンスが上手とか揃ってるとか、メンバーがわちゃわちゃしててカッコいいとか、そういうことじゃなかった。

それに気付いたのは、「Da-iCE ai contact tour 2021」で初めて生で見た「Kartell」でした。私が生で見たときにはもう楽曲の配信もスタートしていたし、MVも公開されていたので、彼らが曲に込めたメッセージはよくよくわかっているつもりでした(作詞作曲は工藤大輝さん。その強い思いは歌詞を読めば一目瞭然。「蹴飛ばせ忖度と不感症」「結果で捻じ伏せろ」)。でも……本当にごめんなさい、その時点ではなんだかすごく薄っぺらく感じてたのも事実。勝手に吠えているだけのように感じていて、なかなか自分のなかに入ってこない曲でした。私はもともとバンド音楽が好きで、そういう悔しさや葛藤を自分たちで曲に込めて自分たちだけで演奏する、というのが当たり前だったからだと思います。

でも、Da-iCEの「Kartell」の生パフォーマンスを見て、初めて“パフォーマンスに想いが込められている”ということを理解した気がしました。こればっかりはMVでも伝えきれないんだなとも思った。だから曲を聴いていいなと思うだけじゃ、Da-iCEの魅力が1/3も伝わらないことにもどかしさも感じるし、テレビを観ても「あーーー全景写して〜」となってしまうことも多々あって、でもきっとそれだけでもなくって。とにかく私はDa-iCEのパフォーマンスを見て、初めてDa-iCEの魅力をちゃんとわかった気がしました。(でも曲が好きなだけでも全然いいし、どんなカメラワークでもテレビで見れるだけでうれしいです。全景が見たい私はライブに行くので! だからうるさいオタクだと思わないでほしい……むずい)

youtu.be


バズリズムLIVE」では生バンドでのライブも見ました。選曲がこれまた、大人Da-iCE(私が勝手に呼んでるだけだけど、きっとみんなわかる)な曲ばかりで、そうそうこういうDa-iCEが見たかった!というパフォーマンス。実年齢も大人な彼らだからこそ出せる余裕や色気が、きっとこの先のDa-iCEの武器になっていくんだろうなと思います。

だってこの曲を生バンドで、メンバーがほぼ30代の人たちがパフォーマンスすると考えてみて?たまらなくないですか?(ちなみにこの曲はOfficial髭男dismの藤原聡さんが作詞作曲)

youtu.be


あとdTVで見られる、配信ライブ「Live@Shibuya -Escort-」も観て欲しい。大人の魅力満載で、こんなダンスボーカルグループほかにいないと思う。配信ならではの会場の使い方もおしゃれ。お酒片手に踊るのさすがにずるい。

https://video.dmkt-sp.jp/ti/10051792/


あと彼らのライブは演出もすごく良い。私はジャニーズのコンサートにも何度か行っているので、Da-iCEの演出には正直なところあまり期待していなかったのですが、演出ってお金をかければいいってもんじゃないんだなということも学びました。特に「Da-iCE ARENA TOUR 2021 -SiX-」。曲によって全然違ったし、全然飽きなかったし、ちゃんと終わったあと一曲一曲を演出とあわせて覚えている。歌もダンスも演出も、全部が楽曲中心、いまっぽく言うと「楽曲ファースト」。そんなDa-iCEのライブに信頼しかないし、改めてDa-iCEは最強グループだと思いました。1年経った今もそう思っています。人柄が好きとか顔が好きとかいろいろあるけど、結局パフォーマンスが好きというのが一番、ずっとそのグループを好きでい続けられると思っていて(自分は)。だから私はきっとこの先もDa-iCEが好きだと思う。

私はもともと「ライブを見てからじゃないと好き嫌いを判断できない」というめんどくさいタイプの人間で(ライブハウスで生きてきた人間なので)、だからライブに行くのが当たり前のタイプなだけで、もちろん強要するつもりはないけど、思った以上にDa-iCEはライブの本数が多いし、言い方には気をつけたいけどだいたいチケットは一般でも取れるので、Da-iCEが気になったひとはぜひライブで、Da-iCEのパフォーマンスをくらってほしい!

ちなみに「CITRUS」も生で見ると、また全然違う聴こえ方がするなと思う。バラードだけど、力強いボーカルと力強くも切なげなダンスパフォーマンスで、「離さないって決めたから」という歌詞を噛みしめさせられるような、決意や覚悟が溢れ出ている。本当に心の臓を掴まれるので……。あと個人的には、この曲のMVが大好きなので「Da-iCE ARENA TOUR 2021 -SiX-」のときの演出は昼も夜も最高でした、というか、昼はMVを思わせるような火を使った演出でダンスは基本振り付け、夜は昼の残像を残したままのMV完全再現で、「昼と夜で完成するの天才ですか」となりました。このツアーの映像、YouTubeでダイジェストが観れます。早く円盤になってほしい。

 youtu.be

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CITRUS」がバズって、曲がどんどん広がって、いろんな人が「歌ってみた」をしてくれて、曲の良さが広まって。みんないい曲だな〜とか、Da-iCEって歌うまいんだな〜って思って。それでもまだまだDa-iCEの魅力はまだまだ伝わりきってないのってすごくない?Da-iCEの沼深くない?と思う2021年の終わりでした。


あ、claquepotのライブの話ぜんぜんしてないや。でもこれも語り始めると長くなりそうなのでとりあえずはここで。claquepotのライブも良いよ〜